お金の不安がなくなると、ダイエットも続く?

今年に入ってからというもの、私の生活に少しずつ変化が訪れている。

きっかけは年末の忘年会ラッシュ。ついつい飲みすぎ・食べすぎが続いてしまい、過去最大の体重――なんと90kgに到達してしまった。

医療ダイエットと1日1万歩の習慣

さすがにこれはまずい、と思った私は、医療ダイエットを取り入れつつも、「過度な食事制限はしない」方針を掲げた。代わりに取り組んだのが、毎日1万歩のウォーキングだ。

以前の私は、ダイエットといえば短期集中型。食事をガッツリ減らして一気に痩せる。しかし、その反動でリバウンドを繰り返すという典型的なパターンを何度も経験してきた。

しかし今回は違った。「継続こそ力なり」――そう自分に言い聞かせ、7ヶ月かけてゆっくりと体重を落とした。結果、今では体重が82kgになり、8kgの減量に成功している。

お金の安心が生んだ「メンタルの安定」

振り返ってみると、今回のダイエット成功にはもう一つの要因があった。それは資産運用での心の余裕である。

私は偶然にも、トランプショックの前に高配当株や内需株にポートフォリオを入れ替えていた。その結果、市場が荒れた際にも大きな損失を出すことはなかった。

さらに、直前に爆上がりしていた銘柄を保有していたおかげで、資産もむしろ増えていた。もちろん「まぐれ」だったかもしれないが、この小さな成功体験が、自分への自信につながった。

それが結果的に、心にゆとりをもたらし、日々のウォーキングや健康習慣にも前向きに取り組めたのだと思う。

「複利」と「習慣化」の共通点

資産形成とダイエットには、共通点がある。それは「一朝一夕では成果は出ないが、積み重ねれば大きな差になる」ということだ。

若いころから少額でも積立投資を始めていれば、10年、20年後には驚くほどの資産を築くことができる。それと同じように、1日1万歩を続けるだけでも、数ヶ月後には確実に身体に変化が表れる。

目先の数字に一喜一憂せず、継続できる仕組みを作る。この「仕組み化」こそ、寅ちゃん流の成功法則だ。

お金の安心がもたらす「習慣の強さ」

実際に資産が増えてきて、お金に対する不安が薄らぐと、不思議と心に余裕が生まれる。その結果、自分の健康や時間の使い方にも投資できるようになる。

「お金がないから健康に気を使えない」「時間がないから運動できない」――そんな悩みを抱えていた自分が、今では朝の散歩が日課になっている。

資産形成は、単なる数字の増減だけでなく、人生全体の質を上げてくれるのだと実感している。

まとめ:心理的安定が生む「好循環ループ」

  • お金の安心 → メンタルの安定
  • メンタルの安定 → 健康習慣の継続
  • 健康が整う → より前向きな日常

このように、資産運用と健康習慣はお互いを支え合う存在だと感じている。

「お金に強くなれば、身体も強くなる」――これは決して誇張ではない。だからこそ、私はこれからも若い世代に向けて伝えたい。

「複利の力と習慣の力」――この2つを味方につければ、人生はもっと豊かになる。

投資は自己責任だが、健康と資産のどちらも同じくらい大切にしていきたいと改めて感じた。

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