宅建って、不動産業の人だけのものだと思ってない?
こんにちは、寅ちゃんです。
よく「宅建って不動産屋が取る資格でしょ?」って言われるけど、実はこれ、社会人なら誰でも取っておいて損なし。特にビジネスや投資、副業を考えている人には、武器になります。
私も昔、不動産投資をきっかけに宅建を勉強したけど、「もっと早く取っときゃよかった」って本気で思った資格の一つ。今回はその理由を語ってみよう。
法律知識が、ビジネスの地頭になる
宅建のメインは民法・借地借家法・宅建業法・区分所有法…つまり「法律」。と聞くと、身構える人も多いけど、要するに「ビジネスと人生でよく出てくるトラブルの回避法」が詰まってる。
たとえば、契約書の「解除条項」や「手付金」の扱い、借地権の期間、共有物件の管理方法…。これ、全部宅建で学ぶ。
会社で契約書をチェックするときも、不動産を借りる・買うときも、法律を知っていると「あれ、これ怪しくない?」ってセンサーが働くようになる。これ、ビジネスマンにとっては超大事な力。
試験後に忘れても「検索力」が残る
「でもさ、覚えてもどうせ忘れるでしょ?」
確かに。人間だから、全部は覚えてられない。でも重要なのは、「何が論点になるか」を一度理解しているかどうか。
たとえば、共有物件をリフォームするときに他の所有者の同意が必要かどうか。細かい条文は忘れても、「あ、このあたり民法で学んだな」と思い出せれば、検索できる。問題意識を持ってググれるって、実は強みなんです。
日常生活のトラブルも回避できる
宅建で得られる知識は、生活にも直結する。
・原状回復で敷金を多く取られた
・駐車場の口約束がトラブルに
・更新料で揉めた
こういった不動産まわりの「よくある問題」。宅建を学んでいれば、最初から避けられる。また、宅建業者と対等に話せるので、交渉力もアップ。
選択式で学びやすく、独学も可能
宅建の試験はマークシート形式、つまり「選択式」。しかも50問のみ。法律系の国家資格の中では、圧倒的に学習コストが低い。
独学でも、半年〜8ヶ月ぐらいしっかりやれば合格圏に届くし、最近はYouTubeやアプリでも学習できる。私も昔、朝の通勤電車で問題集を解いてたよ。
ちなみに、法律を学ぶ中で「自分、意外とこういうの好きかも?」って気づく人も多い。そこから行政書士や社労士に進む人もいる。宅建は、その「最初の一歩」として本当におすすめ。
まとめ:一生モノの知識を、少ない時間で
宅建は、ビジネスにも生活にも効く。そして勉強時間もコンパクト。まさに「コスパ最強の国家資格」だと思う。
・法律を学びながら、トラブル回避のセンスが身につく
・覚えてなくても「論点」がわかるから検索力が上がる
・人生の選択肢も広がる
もし今、あなたが何か新しい学びを始めようとしてるなら、宅建は間違いなくその候補に入れていい。
寅ちゃん的には、20代〜30代のうちに1回は挑戦してみてほしい。合格すればもちろん最高。でも、学んだ過程そのものが、必ずあなたの武器になる。
次はあなたの番。宅建、始めてみよう。