最初に取るならどっち?簿記2級とFP2級の違い
「そろそろ資格を取りたい」「転職や資産形成に備えて、何か始めたい」――そう思ったとき、最初の一歩として多くの人が候補に挙げるのが日商簿記2級とFP2級(ファイナンシャル・プランナー2級)です。
この2つの資格は、どちらも「お金の教養」を高めてくれる優れもの。でも目的によって向き・不向きがあります。寅ちゃんの経験をもとに、最初に選ぶべき資格について徹底解説します!
転職が目的なら「日商簿記2級」
寅ちゃんが最初に選んだのは日商簿記2級でした。理由はシンプル。「ブラック企業から脱出するために転職したかったから」です。
簿記の知識は、経理・財務・総務などの事務職で即戦力として評価されるうえ、求人票にも「簿記2級以上」と記載されることが多い人気資格です。
さらに、すべての企業活動は「お金の流れ」で成り立っているため、ビジネスの構造を読み解く力も自然に身につきます。
お金を増やしたいなら「FP2級」
転職して少し余裕が出たところで、寅ちゃんが次に選んだのがFP2級です。
この資格では投資、保険、税金、年金、不動産、相続など、資産形成に必要な知識をバランスよく学べます。自分のお金を守る力が身につくので、家計管理や副業、投資の成功にも直結します。
「お金の不安を減らす」ために、人生の土台を作る知識としておすすめです。
最強の組み合わせは「両方」
もし可能なら、簿記2級+FP2級のダブル取得が最強です。ビジネスとプライベート、どちらの「お金の流れ」も理解できるようになり、あなたの市場価値が一気に上がります。
しかも、どちらも2級レベルなら独学で合格可能。寅ちゃんも市販のテキスト+過去問だけでクリアしました。
1級は必要?答えは「NO」でもOK
「せっかくなら1級も?」と思うかもしれませんが、一般的なビジネスパーソンには2級で十分です。
1級は合格率が低く、勉強量も膨大。専門職として働く予定がなければ、時間対効果の面でやや非効率かもしれません。
まずは「小さな成功体験」から始めよう
資格取得も、投資も、まずは「小さな成功体験」がすべての原点です。「自分でもできた!」という自信が、次の挑戦につながります。
勉強癖がつけば、その先にはUSCPAや税理士といったハイレベル資格に進むことも夢じゃありません。
まとめ:目的別に選べば失敗しない!
- 転職・ビジネススキル向上 → 日商簿記2級
- お金の教養・資産形成 → FP2級
- 本気で人生を変えたい人 → 両方取得が最強!
今こそ、学びが最大の投資。最初の一歩に、あなたも資格取得を始めてみませんか?