トルコリラ債券、年利33%の誘惑に負けた

ついにやってしまいました。寅ちゃん、トルコリラ建て債券に手を出しました。

購入はちょうど1ヶ月前、SBI証券経由での購入です。年利は驚きの約33%。しかも満期は来年2026年8月。

購入時の為替レートは1リラ=3.63円、現在は3.64円。為替損益の分岐点は2.67円あたりなので、ここまでリラが下落しない限り、金利でカバーできるという計算です。

年利33%の破壊力とは?

たとえば1割為替が下落したとしても、年利33%のうち23%は残る。恐ろしい利回りです。これはもはや投資というより、勝負師の感覚です。

なぜ買ったのか?寅ちゃんの投資の動機

実は、昨年トルコに旅行に行きまして。イスタンブール、カッパドキア、エフェソス…人も文化も魅力的で、すっかり愛着が湧いてしまいました。

それに最近、トルコリラの為替チャートを見ても、あのジェットコースターのような激しい動きがやや落ち着いてきている印象を受けていました。

トルコリラ為替チャートを見る

さらに、最近のニュースではトルコのインフレ率が大幅に鈍化したという報道もちらほら。

これはもしかして、今が底…? そんな勝負師寅ちゃんのセンサーが「買い」を告げたのです。

リスクがあるからこそ、資金に余裕が必要

もちろん、トルコリラ建て債券は超ハイリスク商品。為替が暴落すれば、元本すら戻らない可能性もある。

だからこそ、これは「余裕資金」でしか買えません。全力投資は絶対NG。

金利ってすごい。寅ちゃんの過去とリンクした話

実は寅ちゃん、昔はブラック企業で働いてました。なんと消費者金融です。

入社当時は貸付金利が年40%。その後、法改正で27%まで下がり、最終的には20%未満が法律で定められました。

そりゃ返せないよ…。この高金利が、多くの人の人生を追い詰め、小規模な消費者金融もバタバタと潰れていったのを間近で見てきました。

それでも、金利って本当にすごい。

「複利の力は味方にもなれば、敵にもなる」

まとめ:利息の力は「利益」か「毒」か

今回のトルコリラ投資は、勝負師としての決断。でも、これは余裕資金でこそできる話。万人におすすめはできません。

ただ一つ言えるのは、金利の力を理解すれば、お金との付き合い方が変わるということ。

トルコ旅行で得た愛着、為替の落ち着き、インフレ鈍化という好材料。そして、ブラック企業時代に見た「金利の怖さ」。

これらすべてを知っているからこそ、今回の投資には意味があると思っています。

来年の8月の満期が楽しみです。リラがどうなっているか。そしてまた、トルコに行ける日が来るといいな。

※投資は自己責任で行いましょう。高金利=高リスクです。

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