今回の利上げ、どう受け止めるべきか
今回の利上げニュースを見て、
「住宅ローン大丈夫かな…」
「株価下がるんじゃない?」
と不安になった人も多いはず。
でも、寅ちゃんは正直こう思っています。
「利上げそのものより、何も考えずに円を持ち続ける方がよほどリスク」だと。
利上げ=悪ではない理由
多くの人は「金利が上がる=景気悪化」と短絡的に考えがちです。
しかし本質はそこではありません。
- 金利は「お金の値段」
- 利上げは「通貨を守ろうとする行為」
問題なのは、日本が利上げできない構造にあること。
つまり、円の価値は中長期で下がりやすいという現実です。
金利差は「個人でも使える武器」
ここが一番大事なポイントです。
例えば、
日本で2%台でお金を借り、
海外で高金利通貨を運用したらどうなるか。
仮に、
- 金利:30%
- 為替下落:20%
だとしても、差し引き10%の利益が残ります。
さらに、2%で借りて8%残るなら、
これは「ギャンブル」ではなく構造的な金利差です。
なぜ「円を持つだけ」が危険なのか
日本円は安心、という思い込み。
これが一番危ない。
インフレ下では、
- 現金は何もしなくても価値が減る
- 預金金利はインフレに追いつかない
つまり、
「何もしない=リスクを取っている」
という時代に入っています。
寅ちゃん流の考え方
寅ちゃんが一貫して伝えたいのはこれ。
・利上げは「脅威」ではなく「環境変化」
・環境が変われば、戦い方を変えるだけ
国や銀行が守ってくれない時代、
自分の資産は自分で守るしかありません。
まとめ:利上げ局面で考えるべきこと
- 利上げ=即ネガティブではない
- 金利差は個人でも活用できる
- 円を持つだけは最大のリスク
これからは、
「金利」「為替」「借入コスト」
この3点をセットで考える人が強くなります。
焦らなくていい。
でも、考えることだけはやめないでほしい。
投資は自己責任でお願いします。
