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3月末決算の企業が続々と四半期決算を発表しています。今日はまさにその佳境。寅ちゃんも保有銘柄の決算発表があり、少しソワソワしています。高配当株は比較的値動きが穏やかですが、やはりグロース株となると決算での上下は大きいもの。そんな中、今日の注目は私が最近購入したビリングシステム(証券コード:3623)です。
ビリングシステムとは?
ビリングシステム株式会社は、オンライン決済・収納代行サービスを提供する企業です。金融機関や事業者向けに、公共料金や通販、電子マネーなど多岐にわたる決済ソリューションを展開。国内では銀行ネット決済サービス「Pay-easy(ペイジー)」の主要な運営事業者の一つでもあります。
特に強みは、金融機関や官公庁など信頼性の求められる分野での実績が豊富なこと。インバウンド需要が高まる中、訪日外国人向けの決済やキャッシュレス化の波にも対応しています。
購入の背景と投資ポイント
私がビリングシステムを購入したのは、平均購入単価が1,080円。購入のポイントは以下の通りです。
- グロース市場銘柄にもかかわらずPERが比較的低め
- 増配傾向にあり、株主還元姿勢が明確
- 円安によるインバウンド需要の追い風が続くと見込まれる
長期投資目的での購入であり、日々の値動きよりも中長期的な成長を重視しています。
気になる売上の動き
もちろん、全てが順風満帆というわけではありません。直近の四半期では売上がやや減収となっている点は気がかりです。ただ、これは短期的な要因による可能性もあり、長期的には再び成長軌道に乗ると期待しています。
決算で一時的に下げることはあっても、事業基盤の強さやキャッシュレス化の追い風を考えると、大きな下値は限定的と見ています。
ビリングシステムの成長ドライバー
- キャッシュレス化の加速:政府のキャッシュレス推進政策や消費者の利用拡大
- インバウンド需要:円安を背景に訪日外国人が増加し、決済機会が拡大
- 新規事業やサービス拡充:QRコード決済やサブスクリプション対応など
これらの要素が揃えば、長期的な成長ポテンシャルは十分あると判断しています。
決算またぎの心境
決算発表前は、投資家としてどうしてもソワソワします。昨年は株価が1,800円まで上昇していたこともあり、「あの水準にまた戻るかも」という淡い期待もあります。ただし、グロース株は決算でのサプライズが大きく、好材料なら急騰、悪材料なら急落と振れ幅も大きいのが特徴です。
私の場合は、今回の決算が少し悪くても長期保有の方針に変わりはありません。むしろ一時的な下げがあれば、追加で買い増しを検討します。
まとめ
ビリングシステム(3623)は、決済インフラを支える安定性と、キャッシュレス化・インバウンド需要という成長ドライバーを兼ね備えた企業です。PERが低めで増配傾向という点も、長期投資家にとって魅力的です。
もちろん、四半期単位の売上動向は要チェックですが、全体的な成長ストーリーが崩れていない限り、私のスタンスは変わりません。今日の決算発表がどんな結果になるか、楽しみに見守りたいと思います。
投資もビジネスも資格も、最後はやっぱり神頼み 笑
※本記事は個人的な見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。