子供への投資教育は中学から始めた|模擬練習と楽天ポイント運用で学んだお金の力

こんにちは、寅ちゃんです。
今回は「子供への投資教育」をテーマに、私が実際に取り組んできた教育プランをお話しします。結論から言うと、子供には中学から投資を教えることが非常に有効でした。早い時期からお金の仕組みを知ることで、将来の選択肢や人生の自由が確実に広がると実感しています。

中学から投資教育をスタート

子供が中学生になったとき、いきなり自分で証券口座を使わせるのはハードルが高いと考えました。そこで私はまずは模擬練習から始めさせました。

具体的には、私の証券口座を分けて「子供用の仮想ポートフォリオ」として運用。どの銘柄を買うかを一緒に考え、増えたらお小遣いに上乗せしました。減った時も一緒に理由を振り返り、投資は単なるギャンブルではなく「会社を選び、応援すること」だと伝えるようにしました。この経験が子供にとって投資を身近に感じる第一歩になったのです。

楽天ポイント運用でリスクゼロの体験

模擬練習に慣れてきたタイミングで、次にやらせたのが楽天ポイント運用でした。現金を使わずにポイントだけで投資信託に連動した運用を体験できるので、リスクがなく安心です。

「今日は増えた」「今日は減った」とアプリを一緒に見ながら確認し、値動きを楽しみながら学びました。この時に複利の話もしました。雪だるまのようにコロコロ大きくなっていくイメージを伝えると、子供なりに「時間を味方にする投資」の大切さを理解してくれたと思います。

今は高校生、ジュニア口座で実践中

現在、子供は高校生になり、ジュニア口座(未成年口座)で実際の投資を始めています。残念ながらジュニアNISAは終了してしまいましたが、通常の未成年口座で株や投資信託を購入することは可能です。少額でも実際に投資を体験させることで、「値動きのドキドキ」や「リスクとリターンの関係」を肌で学んでいます。

やはり実際に自分のお金で投資をすると、学びの深さがまったく違います。数字の勉強以上に、体験そのものが金融リテラシーを育てると強く感じます。

大学進学時には学費を直接払い、贈与税を避けながら支援

将来的には、大学進学のタイミングで私立大学の学費相当より少し少ない450万円を目安に支援するつもりです。ただし全額を一括で子供に渡すと贈与税の課税対象になってしまうため、そこは工夫します。

具体的には、学費部分については親が大学に直接支払うことで贈与税の対象外にします。そして生活費や余剰資金については年間110万円の非課税枠を意識しながら分割で渡していくつもりです。こうすれば税負担を避けつつ、必要な金額を子供に届けられます。

例えば国公立大学に進学した場合、私立との差額で200万円ほど余ります。この資金については子供自身に判断させる予定です。投資に回して資産形成の加速を狙うのもよし、アルバイトを減らして時間を確保するのもよし。大学に行かない選択をすれば、その分の資金を早めに手にすることも可能です。重要なのは「お金をどう使うか」を自分で考える経験を持たせることです。

大学時代に複利を実体験させたい

私自身が大学時代に複利の力を理解した経験が大きかったので、子供にも同じように体験させたいと思っています。小さな利回りでも時間をかければ大きな成果になることを、実際のお金で学ばせたいと考えています。

まとめ|投資教育は早くから始めるほど効果的

寅ちゃん流まとめ:

  • 中学:親の口座を使った模擬練習で投資の仕組みを体験
  • 中学:楽天ポイント運用でリスクゼロの投資体験
  • 高校:ジュニア口座で実際の投資を開始(ジュニアNISAは終了済み)
  • 大学:学費は直接払いで贈与税を回避、余剰資金は非課税枠を活用しながら分割で渡す

投資教育は「早くから、段階的に」が鍵です。中学から模擬練習とポイント投資で慣れ、高校で実践、大学で自己判断を経験させる。このプロセスを通じて、子供はお金をただ使うだけでなく、増やし方と活かし方を自然に学んでいけると確信しています。


※本記事は寅ちゃんの個人的な経験と考えに基づいています。税務・投資はそれぞれリスクを伴います。最終的な判断は自己責任でお願いします。


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