2025年版|ブラック企業から学んだ自己防衛|20代で考える転職とキャリア戦略

以前のブログ記事 20代の転職活動でまずすること では、最初にやるべき準備について書きました。
今回は「なぜその理論に至ったのか」――自分自身のストーリーを共有します。
同じように悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

ブラック企業で働くことの恐ろしさ

20代前半の私は、ひたすら言われたことだけをこなす日々。仕事はとにかくつまらなく、「なぜこの仕事を選んだのか?」と自問自答していました。
大学時代はプロを目指してスポーツばかり。将来のリスクなんて考えていませんでした。結果として拾ってもらったのは、ブラック金融企業――。ここから苦しい日々が始まりました。

なぜすぐに辞められなかったのか

「辞めたい」「今すぐ会社に行きたくない」――何度もそう思いました。
日曜18時、サザエさん症候群。翌日を思うと憂鬱で、テレビの内容も頭に入ってこない。彼女にもフラれ、自信はどん底。
大学時代に学んだことは体力だけ。社会ではほとんど役に立ちませんでした。周りも20代で体力のある人ばかり。唯一の強みさえ埋もれてしまう現実。
さらに先輩からは「お前みたいな馬鹿、どこも雇わない」と言われ、ますます転職への決意もできない。
――毎日が地獄でした。

転機:信頼できる上司の退職

状況を変えたのは、信頼していた上司の退職。
その上司はガンを患い、なんと20年以上勤めた会社から解雇されました。
「ブラック企業は本当に人を使い捨てにする」――この現実を目の当たりにして、ようやく決心がつきました。

結論:自分の将来は自分でしか守れない

誰も守ってくれない。
自分の将来は自分で守るしかない――これが私の学んだ答えです。
その不安を抱える人に少しでも役立てればと思い、このブログを始めました。


2025年の今も、終身雇用や会社の保障を当てにする時代ではありません。
「スキルを磨き、市場価値を高める」ことこそが、最大の自己防衛策です。
20代から意識して動くかどうかが、その後の30代・40代を大きく左右します。


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