【2025年版】株式投資で使える!PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)の超入門|金利・円安・物価高に強い企業の見抜き方とは?
どうも、寅ちゃんです🐯
2025年、マーケットは相変わらず波乱続きだね。
金利上昇に円安、止まらない物価高。日銀も市場も落ち着かず、ニュースを追ってるだけで疲れちゃう。
でも、こんな時こそ冷静に見たいのが、企業の「中身」=財務状況。
つまり、PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)の基本だ。
今回は、USCPA(米国公認会計士)寅ちゃんが、初心者向けにPLとBSの超入門+時事問題との関係をわかりやすく解説するよ!
■PL(損益計算書)とは?
1年間でどれだけ儲かったかを表す「収益と費用の成績表」だ。
ざっくり言えば:
- 売上高
- 売上総利益(売上−売上原価)
- 営業利益(売上総利益−販売費・管理費)
- 経常利益(営業利益±財務収支)
- 当期純利益(最終的に残った儲け)
この中で、寅ちゃんが特に注目するのは営業利益。
営業利益は、本業でどれだけ安定して稼げているかを見る指標だからね。
コロナや災害、金利の変動があっても、本業の強さは企業の“地力”に直結する。
たとえば、2025年は金利がじわじわ上がってるよね?
借入が多い企業は、そのぶん金利負担=営業外費用が増える。
でも、営業利益が強ければ、そのコストを吸収できる。
つまり、金利上昇下で注目すべきは「営業利益率の高い企業」。
■BS(貸借対照表)とは?
今ある「資産」と「負債」と「自己資本」のバランスを見る表。いわば企業の「健康診断表」だ。
主な構成要素は:
- 資産(現金・売掛金・棚卸資産・設備など)
- 負債(買掛金・借入金・社債など)
- 純資産(資本金・利益剰余金など)
寅ちゃんがよく見るのは:
- 自己資本比率(=純資産 ÷ 総資産)
- 現金および現金同等物の残高
- 有利子負債の額
物価高・円安の影響で仕入コストやエネルギーコストが企業を直撃している2025年。
でも、BSが健全ならば、そうした一時的コスト増にも耐えられる。
現金が潤沢=仕入れも人材確保も戦略投資もできる。
借金が少ない=金利上昇時の負担が小さい。
だからBSは、嵐の中で企業が沈まない“浮力”を確認する装置なのだ。
■PLとBSの“合わせ技”で未来が見える
PLだけ見ると「稼げてる企業」に見える。
BSだけ見ると「潰れにくい企業」に見える。
でも、投資家は“稼げて、潰れない企業”を探したいよね?
そのためには、PLとBSの両方を見るクセをつけよう。
たとえば、2025年に注目された「村田製作所」:
- PL:営業利益率が10%超で安定
- BS:自己資本比率85%、現金1兆円超、借金ほぼなし
ね? 景気がどう転んでも、生き残って投資に回せる体質でしょ?
■まとめ:数字は未来を映す鏡
今の相場は、為替も金利も原材料価格もコントロールできない。
でも、自分の投資先がどれだけの耐性を持ってるかは、コントロールできる。
その答えは、PLとBSにある。
- PLで「儲ける力」を見る
- BSで「守る力」を見る
株価は短期的に動くけど、財務はウソをつかない。
だから寅ちゃんは、どんな時代でも財務を見てる。
それが“数字で読み解く株式投資”なんだ。
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投資で勝つために必要なのは、「時流」と「数字」の両輪。
このブログでは、どっちも磨ける記事をどんどん書いていくから、今後もよろしくな!