企業も身体も軽い方が強い。スリム経営に注目して株を選ぼう。

どうも、寅ちゃんです。
2025年も折り返し地点を過ぎ、夏に入ってきました。

個人的な話ですが、私、今年の正月から約8kgの減量に成功しました。
具体的には90kg→82kg。身体がめちゃくちゃ軽い。
階段の上り下りもラク、血圧も安定、朝の目覚めも良好。
やっぱり、「余分なものを削る」って大事なんですよ。

そして、これは企業経営にも通じる話です。


■スリムな企業こそ、回復が早い

いま、業績が下がった企業が次にやるのは、たいてい「リストラ」や「構造改革」
これに対して「うわ、後ろ向きなニュースだな」と思う人も多いでしょう。

でも、寅ちゃん的には逆です。

先手を打ってコストを削る企業は、信頼できる

放置すれば利益は減り続け、株主の価値は毀損される。
でも、痛みを伴ってでも自ら体質改善に乗り出す経営陣には、交換が持てます。

つまり、企業も人間も、「重たい状態」から脱却できるかが分かれ目なんです。


■V字回復を狙うなら「投資→利益回収」の筋書きを探せ

もちろん、全てのコスト削減が良いとは限りません。
「削ってはいけない部分まで削ってしまう」と逆効果になることもあります。

でも、寅ちゃんが注目するのは、いったん先行投資をして売上を拡大し、
そのあと固定費を見直して利益率を戻していくタイプの企業

この「売上先行→体質改善→利益改善」という流れに乗れれば、株価はV字回復する可能性が高い。


■実体験:2023年に選んだ「メンバーズ(2130)」

寅ちゃんが2023年に一度業績が落ちたときに選んだ銘柄があります。
それがメンバーズ(2130)です。

一時期は採用コストや教育費用が先行して、利益率が低下していました。
でも、しっかりと経費見直しと組織効率化に取り組み、
2025年から利益率が回復傾向にある。

こういった企業は、マーケットからは一時的に評価されず、株価も割安になります。

そこで、寅ちゃんの鉄則。

「高いときには買わない」

人気が出てみんなが注目しているときは、たいてい割高。
むしろ誰も見ていないとき、業績が一時的に落ちているときこそ、「仕込みどき」なんです。


■財務と意志のある企業を見抜け

企業の回復力には、2つの軸があると考えています。

  1. 財務的な余裕(現金がある、借金が少ない)
  2. 経営者の意志(構造改革を決断できる)

この両方がある企業は、ピンチでも必ず立ち直る。
そして、そのタイミングで株を持っていれば、資産は大きく育つ

スリムで戦える企業は、いつか必ずまた走り出します。
人間と同じで、「軽さは正義」なんです。


■まとめ:痩せて変わるのは身体だけじゃない

  • 企業も人間も、余計なものを削るとパフォーマンスが上がる
  • リストラ=悪ではなく、再起のサインかもしれない
  • 一度下がった企業が利益率を改善するタイミングがチャンス
  • 「高いときに買わない」のが寅ちゃん流の鉄則

もちろん、どんなに分析しても、未来は誰にも読めません。
だからこそ、投資は自己責任でお願いします。

でも、財務と経営の意志を見て、自分の判断で選んだ銘柄が回復したとき──
その喜びは、体重が落ちたとき以上に嬉しいよね😊

これからも、寅ちゃんと一緒に“中身で勝つ”投資、していこう。


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