資格を活かしてキャリアアップするための私の戦略的な取り方|働きながら取得する方法
「どんな資格を取ればキャリアに有利になるのか?」「転職にも使える資格は何か?」と迷っていませんか?
今回は、私が実際に働きながら複数の資格を取得し、キャリアアップにつなげてきた経験をもとに、戦略的な資格の取り方を“寅ちゃん流”でお伝えします。
1. 最初に「核」となる資格を一つ決める
資格を取ると決めたら、まずは核となる資格を一つ選ぶことが大切です。私にとってはそれが「簿記検定1級」でした。
なぜか? 会計知識はビジネス全体の土台になるからです。簿記1級を取ることで、数字の仕組みや企業活動の理解が深まり、自信もつきました。
最初に“難しいけど価値のある資格”に挑むことで、周囲と差別化できるスキルが手に入ります。
2. 英語+会計でグローバルに通用するスキルを
その後、私はさらに英語と実務のスキルを掛け合わせるため、海外で評価されている資格にチャレンジしました。
特に一般企業で働く場合、英語を学びながら会計スキルを磨ける資格は非常に有効です。結果的に、外資系企業でも通用する知識と自信がつきました。
一歩上のキャリアを目指すなら、語学とスキルの両輪を回す資格がおすすめです。
3. 管理職や分析業務を意識して「次の資格」へ
次に私は、「経営判断」や「数値分析」に強くなるための資格を取得しました。ここで意識したのは“差別化”と“キャリアの幅”です。
実際、このステップが昇格や社内プロジェクトへの参加につながり、組織内での評価も大きく変わりました。
4. 不本意な配属でも資格で未来を変える
正直に言うと、私は自分の希望ではなく経理部に配属されました。
でも、その環境で「何ができるか」を考え、できる範囲で努力を重ねてきました。資格取得はその最たる手段であり、自分自身の市場価値を高める方法でもありました。
環境を変える前に、今の場所でスキルを積むことが、次のチャンスへの最短ルートになることもあります。
5. 方向が決まっていないなら「身近な資格」から
「転職したいけど方向性が定まらない」「とにかく何か始めたい」そんな方には、比較的身近な資格からスタートするのがおすすめです。
例えば:
- 簿記3級・2級:会計の基本が身につく
- FP(ファイナンシャルプランナー):家計・保険・税金など実用性が高い
- ITパスポート:ITリテラシーが求められる現代に必須
これらは比較的取りやすく、ビジネスパーソンとしての土台にもなります。小さな成功体験が、大きな挑戦の原動力になります。
6. 資格はキャリアの「地図」を描くツール
資格はゴールではなく、自分の進みたい方向を形にするツールです。
・どんな働き方をしたいのか?
・どんな価値を提供したいのか?
・どんな環境で力を発揮したいのか?
そうした問いに向き合いながら、自分のキャリアを設計していくことで、資格は真価を発揮します。
まとめ|キャリアも資格も“自分で選ぶ”ことが大切
キャリアは与えられるものではなく、自分で選び、自分で作っていくものです。
資格取得はその大きな一歩になります。迷いながらでもいい、一つずつ積み上げていけば、必ず道は開けます。
投資は自己責任、キャリアも自己責任。
でも「行動した人」だけが未来を変えられる。私はそう信じています。