【選挙後こそ再確認】不動産投資より株式投資を選ぶ理由とは?USCPAが語る「得意分野で勝ち切る戦略」
選挙が終わっても、政治は続く。経済も、マーケットも、人生も続く。
さて、今回はよく聞かれるこの問いに答えよう。
「寅ちゃん、なんで株で勝負してるの? 不動産の方が安定してるんじゃないの?」
いやあ、たしかにその気持ち、わかる。
だが、寅ちゃんには寅ちゃんなりの考えと、理由がある。
株か? 不動産か? どっちが“良い”ではなく「どっちが得意か」
まず最初に言っておく。不動産投資が悪いとはまったく思っていない。
むしろ、現物資産としての安定性、家賃収入によるキャッシュフロー、減価償却による節税効果…など、不動産投資には魅力がたくさんある。実際、成功している人も多い。
でも、寅ちゃんはやらない。
なぜか?
答えはシンプルだ。「株の方が得意だから」だ。
寅ちゃんはUSCPA&米国公認管理会計士。財務分析が好きなのだ
寅ちゃん、実は「米国公認会計士(USCPA)」であり、
さらに「米国公認管理会計士(CMA)」でもある。
つまり、数字を見るのが仕事であり、数字を読むのが得意というわけだ。
株式市場は、まさに「財務情報の宝の山」。
企業の決算書を読み、キャッシュフローを分析し、ROEやEPS、PERなどの指標を駆使して、将来性を見極める。
この作業が、楽しくて仕方がない。
不動産の価値も数字で分析できる? もちろんできるさ。
でも、物件探し・現地調査・融資交渉・リフォーム対応・入居者対応……
正直、寅ちゃんにとっては「やりたくない仕事」が多すぎる。
自分の強みで勝負するのが、一番合理的
世の中にはいろんな投資家がいる。
- 副業サラリーマンで、区分マンションを買って安定収入を得ている人
- 元手を貯めてから中古アパートを現金一括で買う堅実派
- インフレリスクヘッジとして現物不動産にこだわる富裕層
それぞれ戦い方が違う。それでいい。
でも、寅ちゃんは「株で勝てる土俵」を持っている。
だから、あえて不動産という土俵には上がらない。上がる必要もない。
株は“流動性”が段違い
これも大きい。
株は「売りたい」と思ったその瞬間に、スマホ1つで現金化できる。
不動産は違う。売ろうと思っても、買い手が見つからなければ始まらない。
しかも、数百万円〜数千万円の売買には、時間も労力もかかる。
もちろん、レバレッジを効かせやすいのは不動産の強み。
でも、その代わりに「債務」と「リスク」も抱える。
寅ちゃんは「自分でコントロールできるもの」に集中したいのだ。
株の世界では「情報格差」こそがチャンス
寅ちゃんは、日々IR資料を読み、決算短信を分析し、
海外企業の財務状況もウォッチしている。
一般には出回っていない細かい業績トレンドや、
市場がまだ織り込んでいない成長ストーリーを見つけたとき、
「これはいける」と確信して仕込む。
不動産では、そうした「情報格差」よりも「立地とタイミング」の勝負。
もちろん目利きができる人には向いているが、
寅ちゃんは、「決算書とチャートを眺めている方が性に合う」。
結論:不動産投資もいい。でも、得意なフィールドで戦うのが最強
投資は「他人が儲かる方法」ではなく、「自分が儲かる方法」を見つけること。
寅ちゃんにとっては、それが「株式投資」であり、
特に財務分析に基づいた中長期の成長株投資だ。
だから、不動産には手を出さない。やるとしても、ごく一部。
それより、株の世界で自分のスキルを磨き、着実に資産を増やす。
選挙が終わっても、人生の選択は続く。
自分の得意分野で、次の一手を。
それが寅ちゃんの流儀だ。
【まとめ】
- 不動産投資が悪いわけではない
- 自分の得意分野(株・財務分析)に集中しているだけ
- 株は流動性が高く、情報格差を活かせる
- 投資は「自分が勝てる土俵」で戦うべき