なぜ子供に投資を教えたいのか|バブル崩壊で倒産を経験した親父から学んだお金の大切さ

こんにちは、寅ちゃんです。
今日は少し個人的な話をしたいと思います。なぜ私がお金にこだわり、そして子供にも投資を教えたいと思っているのか。その背景には、私自身の家族の体験があります。

バブル崩壊と親父の倒産

私が中学生の時、バブルが崩壊しました。親父が経営していた会社はそのあおりを受けて倒産。そこからは本当に厳しい生活が始まりました。お金がない生活というのは、子供ながらに本当に辛いものでした。

それでも親父は諦めず、ガードマンとして働き続けてくれました。自分の夢は潰えても、息子である私を大学に行かせるために。学費はなんとか出してくれましたが、生活費は奨学金とアルバイトで自分自身で工面。お金の苦労がどれだけ人の人生を左右するのか、身をもって体験しました。

「大企業に入れ」という親父の口癖

親父がいつも言っていたのが、「中小企業は倒産しやすいから大企業に入れ」ということ。これは私が小学生の時から口酸っぱく言われ続けていました。だから私の小学校の卒業文集の夢は「大企業に入ること」だったんです。
もっとも、勉強をサボったこともあって最初のうちは叶いませんでしたが、結婚する頃には親父の言葉が骨身にしみるようになりました。

お金を増やす決意と投資への道

結婚し、子供を持つと「自分の子供には同じ苦労をさせたくない」という思いが強くなりました。特に大学の教育費や老後資金。お金がないと選択肢が狭まり、自由がなくなります。
だからこそ私はお金を増やすことを決意しました。

ただし、親父はバブル期に株で大損していたこともあり、「リスクの高い投資はやめろ」と言い続けていました。そこで私は、正しい知識を持ったうえで投資をすることを選びました。

USCPA・USCMAで学んだ金利と複利の力

会計士(USCPA)や管理会計士(USCMA)の勉強を通じて痛感したのが、「金利」特に複利の力です。小さな利回りでも長期的に積み立てれば大きな成果になる。この仕組みを理解してから、私は投資の本質に惹かれるようになりました。

なぜ子供に投資を教えたいのか

私が子供にお金の教育をしたいと思うのは、日本の教育に「お金の授業」がほとんどないからです。社会に出てから急にお金のことを考えても遅い。
小さい頃から「お金はどう動くのか」「投資の仕組みはどうなっているのか」を知っておくことは、将来の人生を豊かにする基盤になると思います。

親父から「お金の大切さ」を学び、苦労の中で「お金の怖さ」も知り、自分自身の勉強で「お金の増やし方」も理解しました。そのすべてを踏まえて、私は子供たちに投資や金融教育を伝えたいと思っています。

まとめ|お金は人生の自由を広げる道具

寅ちゃん流のまとめ:

  • バブル崩壊で父の会社が倒産 → 貧しい生活から学んだ「お金の大切さ」
  • 親父の口癖は「大企業に入れ」 → 安定の重要性を学んだ
  • 子供の教育費や老後資金のために投資を決意
  • USCPA・USCMAの学びで「複利の力」を理解
  • だからこそ、子供にも投資を教えたい

お金は目的ではなく、人生の選択肢と自由を広げるための道具です。だからこそ、子供たちにも「お金の知識」と「投資の重要性」を伝えていきたい。これは私の生い立ちからくる強い想いです。


※本記事は寅ちゃんの個人的な経験と意見に基づいています。投資はリスクを伴います。最終的な判断は自己責任でお願いします。


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