暴動があってもインドネシア投資は魅力|人口増加と資源力で成長期待

こんにちは、寅ちゃんです。
ニュースを見ていると、時折インドネシアでデモや暴動といった社会不安のニュースが流れます。確かに投資家としては「大丈夫なのか?」と心配になる出来事です。しかし私はそれでもインドネシアは魅力的な投資先だと考えています。今回はその理由を寅ちゃん流にまとめます。

① 人口ボーナスは最大の武器

まず注目すべきは人口の増加です。インドネシアの人口はすでに2億7000万人を超え、今後も増加が続くと予測されています。特に若年層が多く、平均年齢は30歳前後。まさに「人口ボーナス」の真っ只中です。

日本やタイのように出生率が低下し高齢化が進む国と比べ、インドネシアは今後10年、20年単位で労働力と消費力が拡大する市場であることが明らかです。

② 豊富な資源と地政学的優位性

インドネシアは資源大国でもあります。特にニッケル、石炭、天然ガス、パーム油といった資源は世界市場で重要な役割を果たしています。EV(電気自動車)や再生可能エネルギーの需要が高まるなか、インドネシアのニッケルは世界中のバッテリー産業に不可欠です。

さらに、アジアの海上交通の要所に位置するため、地政学的にも重要なポジションにあります。資源と地理、この二つを兼ね備えた国はそう多くありません。

③ 暴動や不安要素は「投資リスク」として織り込み済み

確かに暴動や政治的不安は投資のマイナス要素です。ただし、これは新興国投資では避けられないリスク。インドやベトナムでも同様の課題があります。

むしろ大事なのは「リスクを取るからリターンがある」ということ。インドネシア市場はまだ完全に成熟していないからこそ、成長余地が大きく、投資妙味があるのです。

④ 投資信託やETFでアクセス

個別株を直接購入するのは情報収集が難しいので、私自身はインドネシア株式に投資できる投資信託やETFを活用する方が現実的だと考えています。例えば「MSCIインドネシア連動型ETF」や、新興国ファンドの一部に組み込まれる形でアクセスする方法です。

これなら為替や個別企業リスクを分散しつつ、インドネシアの成長をポートフォリオに取り込むことができます。

⑤ 寅ちゃん流まとめ

  • 暴動など不安要素は確かにあるが、投資リスクとして織り込む
  • 人口増加による「消費市場拡大」と「労働力拡充」は圧倒的魅力
  • 資源大国として世界のEV・エネルギー需要を取り込むポジション
  • 個人投資家は投資信託やETFでアクセスするのが現実的

つまりインドネシアは「不安があるから避ける国」ではなく「不安を乗り越えてリターンを得る国」。これが寅ちゃん流のインドネシア投資の見方です。
今後も人口と資源、この二つを軸にした投資先として注目し続けます。


※本記事は寅ちゃんの個人的見解に基づいています。投資はリスクを伴います。最終的な判断は自己責任でお願いします。



金融・投資ランキング

にほんブログ村