こんにちは、寅ちゃんです。
最近「高配当株が気になる」という相談が本当に増えました。
金利は高止まり、株価は上下にブレる。そんな中で「配当は正義だ」と思う気持ち、よく分かります。
ただし――。
高配当=安全ではありません。
今日はCMA(米国公認管理会計士)の視点を使って、「数字の裏側から見た本当に強い高配当株」の考え方を、寅ちゃん流で整理してみます。
■ 表面利回りに騙されるな
初心者が一番やりがちなのが、配当利回りランキングだけを見ること。
例えば利回り6%、7%と聞くと魅力的に見えますが、CMA的に最初に確認するのはここです。
- 営業キャッシュフローは安定しているか
- フリーキャッシュフロー(FCF)は黒字か
- 配当性向が無理な水準になっていないか
利益は会計処理で調整できますが、キャッシュは嘘をつきません。
ここがCMAの基本姿勢です。
■ 寅ちゃんが見る「3つの数字」
寅ちゃんが高配当株を見るとき、最低限チェックするのは次の3つ。
- 営業CF > 配当支払額
- ROIC(投下資本利益率)がWACCを上回っている
- 売上が緩やかでも右肩上がり
この3つが揃っている企業は、「配当を出せる」のではなく「配当を出し続けられる」企業です。
■ 具体例で見る「安心感のある高配当」
あくまで考え方の参考として、代表的なタイプを挙げます。
- :contentReference[oaicite:0]{index=0}
─ キャッシュ創出力が高く、景気耐性も比較的強い - :contentReference[oaicite:1]{index=1}
─ 通信インフラという安定収益+配当政策の継続性 - :contentReference[oaicite:2]{index=2}
─ 資源価格リスクはあるが、CFが厚い年は一気に強い
ポイントは「有名だから」ではありません。
ビジネスモデルがキャッシュを生み続ける構造かどうかです。
■ CMA的に危険な高配当パターン
逆に、寅ちゃんが距離を置くのはこんなケース。
- 利益は出ているが営業CFが弱い
- 借入で配当を維持している
- 設備投資を削って無理に配当を出している
これは「未来の成長を食いつぶす配当」です。
一時的な利回りは高く見えても、長期では資産を守ってくれません。
■ 高配当投資は「心を安定させる投資」
寅ちゃん自身、高配当株を持つ理由は一つです。
相場が荒れても、メンタルが安定する。
配当は、株価が下がっても「事業が続いている限り」入ってくる。
これはCMAとして数字を見ていても、投資家として実感している部分です。
■ まとめ:高配当株は“会計で選べ”
最後に一言。
高配当株投資は、ギャンブルではありません。
正しく数字を見れば、極めて論理的な投資です。
表面利回りではなく、
「キャッシュ」「資本効率」「事業構造」。
この3つを意識するだけで、高配当投資の失敗確率は大きく下がります。
これからも寅ちゃんは、CMAの視点 × 現場感覚で、
「守りながら増やす投資」を発信していきます。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。