【知らないと損】FA&Pとは?米国CMAに学ぶ投資とキャリアの最強スキル
投資を始めたばかりの方は、まず「インデックス投資」や「投資信託」を選びます。手軽で安心感があり、忙しいビジネスパーソンにとっては王道の選択肢です。
寅ちゃんも最初はそうでした。でも資産がある程度貯まってくると、だんだん「個別株に挑戦したい」という気持ちが湧いてきませんか?
ここでぶつかるのが「どうやって銘柄を選ぶか」という壁です。PERやPBRだけで判断して失敗したこと、私も数えきれないほどあります(笑)。
そこで力を発揮するのが FA&P(Financial Analysis & Planning:財務分析と計画)。米国企業ではCFO直下の部門が担っている「未来を読む力」です。
FA&Pで「未来を読む」力を身につける
日本の経理や会計は、過去の数字をまとめる仕事。でもFA&Pは違います。
FA&Pは「企業の未来の数字を作る仕事」。
- 売上成長率や利益率だけでなく、キャッシュフローまで徹底的に分析
- 将来の投資計画やリスクを織り込んだシナリオを立案
- 企業の経営戦略が数字的に妥当かを評価
つまり、投資家が「この会社は本当に投資して良いのか?」を見極めるための最高の道具になるわけです。
ここで繰り返しますが、FA&Pは「未来を読む力」です。これを学ぶことで投資の判断軸が大きく変わります。
決算短信だけじゃ不十分!中期経営計画を読む
個別株投資家にありがちな失敗は「決算短信しか見ない」こと。短期的な売上や利益の数字だけで判断すると、どうしても目先に振り回されます。
でも本当に大事なのは、上場企業が出す 中期経営計画。
経営陣が「どんな未来を描いているのか」「どこに投資して、何を強みとするのか」が書かれています。
FA&Pを学ぶと、この中期経営計画を数字の裏付けと一緒に読むことができるんです。
「この会社は本当に3年後に利益を倍増できるのか?」
「投資回収のシナリオは合理的か?」
こういう視点を持てると、他の投資家より一歩先を読めます。
ニュース感度を高めることも重要
もちろん、FA&Pだけでは完結しません。
毎日のニュースから感度高く情報を得ることも重要です。
原材料価格の高騰、金利動向、新興市場のトレンド…。これらのニュースと中期経営計画を組み合わせて読むと、投資判断はより立体的になります。
寅ちゃんは過去に「ニュースを軽視して株を持ち続けてしまい大失敗」したこともあります。
でも今は、FA&P的に「ニュースが数字にどう影響するか」を考えることで、投資の精度が格段に上がりました。
その知識を体系的に学べるのがUSCMA
FA&Pを実務で学ぶには限界があります。そこで役に立つのが USCMA(米国公認管理会計士) です。
CMAの学習範囲には、投資家が欲しい要素が網羅されています。
- 財務分析と計画(FA&P)
- 資本コストと投資評価
- リスク管理と経営意思決定
つまり「未来を読む力」を体系的に学べるわけです。
米国ではCFOやFP&A部門で必須の知識ですが、日本ではまだまだニッチ。だからこそ差別化でき、キャリアにも投資にも効くんです。
投資家にとってのメリット
CMA的にFA&Pを身につけると、投資の世界がガラッと変わります。
- 決算短信+中期経営計画を読み解ける
- 赤字でも未来がある会社を我慢して持てる
- 割安株の真贋を見抜ける
これはインデックス投資では得られない感覚です。
市場平均を超えるリターンを狙うなら、FA&Pを武器にするしかありません。
リピートになりますが、FA&Pは「未来を読む力」。この言葉をぜひ覚えてください。
内部リンクで深掘り
寅ちゃん流の投資失敗談はこちらでも書きました 👉 過去記事:株で失敗した理由と学び
資格取得のメリットについては 👉 過去記事:USCPAやCMAでキャリアを変える にも詳しくまとめています。
まとめ
FA&Pを学ぶことで…
- 決算短信だけでなく中期経営計画を読む力がつく
- ニュースを数字と結びつけて投資判断ができる
- 個別株投資で市場平均を超える可能性を広げられる
そして、その力を体系的に学べるのが米国公認管理会計士(CMA)。
寅ちゃんも数々の失敗を経て「未来を読む投資」の大切さに気づきました。だからこそ今は、FA&Pの知識をベースに個別株を選んでいます。
👉 投資は自己責任でお願いします。